フリーになってから人混みが怖い。

会社を辞めてフリーになった人が、時間の使い方がどう変わったかについて、次のような記事を書いていました。その通りですよね、と誰もが思う内容ですが、従来型の日本企業にいたら、やっぱりどうしても理不尽な時間の縛られ方をしてしまうものです。

平日に働いて土日に休む意味がわからなくなってきた 〜時間に捉われない働き方

僕がフリーランスになって変化したのは、休日に新宿や池袋に行って、買い物をしたり映画を観たりするのが、すごくめんどくさく感じるようになり、実際に行くと疲労困憊するようになったことです。単純に、人混みに対する耐性がなくなったようで、まぁ、ニートや引きこもりの人が外出するとすぐ疲れてしまうのと同じような感じです。

池袋のジュンク堂が大好きなのですが、休日に行くと、レジは長蛇の列だし、立ち読み用の椅子(変な表現)も全部使われてしまっています。棚の前で本を探してると、後ろを通る人がぶつかってくるしで、大変ストレスフルな状況です。そのため、ジュンク堂に行くのも平日ばっかりです。

ということで、何が言いたいかというと、「だから会社員よりもフリーの方がいいのだ!」ということではなく、「フリーは気をつけないと、精神的にどんどん弱くなっていってしまう、こらえ性がなくなってしまう」ということです。朝起きなくて生活が昼夜逆転してしまったり、仕事に妥協ばかりするようになって、ダメになってしまう人も多いようですから。

[豆知識]
フリーランス(=自由な槍)という言葉は、中世ヨーロッパで傭兵(ようへい)を指す言葉として使われ出したのが起源だそうです。