雑穀米を食べよう。

ネマルの定食は雑穀米と白米を選べる。僕はいつも雑穀米だ。

 

雑穀米は、白米に玄米や粟(あわ)、ひえ、きび、大麦、黒米などを加えたものだ。だいたい雑穀米と言えば、15〜16穀米のことを指す。ネマルは15穀米だ。

 

雑穀米には、ミネラルやビタミン、食物繊維など、現代の食生活で不足しがちな栄養素が含まれている(らしい)。味は好みによって好き嫌いが分かれるだろうが、僕は白米よりも好きだ。

 

栄養面などの詳しい話は、僕もよく分からない。だが、僕が雑穀米をおすすめする理由は、長い歴史のなかで、日本人の主食は主に雑穀米だったからだ。

 

民俗学者の宮本常一によれば、白米が日本人の主食となったのは、太平洋戦争による配給制を経た後のことだ。それまでは、日本人がみんな白米を食べていたわけではなく、「主食=白米」という意識も持っていたわけでもない。(有名な話だが)昔は白米が貴重であり、そもそも稲作ができない地域も多かった。だから、粟やひえを白米に混ぜてボリュームアップさせた地域や、ただ単に粟やひえだけを主食としている地域が多かった。

 

先祖がずっと食べてきた食材が、最も身体に良い食べ物だという説がある。人間は、先祖が食べてきたものから最も効率的に栄養を摂取できる体質になっているらしい。自分たちの住む地域の食材や水で健康的に生きられるように、人類は長い年月をかけて身体を変化させるのだ。海水しかない小さな島の民族は海水で健康的に生きられ、逆に淡水を飲むと体調を崩してしまうそうだ。

 

日本人は長い間、雑穀を食べてきた。だから、雑穀が日本人の身体に良いはずだと僕は単純に考えており、ほぼ毎日雑穀米を食べている。

 
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