レトロ文字の哀愁。ネマルのロゴを昭和風な書体でつくってみる。

今行ってみたいお店のひとつに、秩父の『食堂パリー』がある。

pari

このレトロ感がすてきだ。「パリー」の書体もいい味出してる。こうした書体は、今では古いスナックや喫茶店、もしくは地方の格安ホテルくらいでしかほとんど見かけないが、こういった昭和臭たっぷりの「今どきないよね」という書体が好きだ。

 

『のらもじ発見プロジェクト』というサイトでは、街で見かけるこうした書体をレポートしている。しかも、いくつかの書体をデータ化して公開してくれているので、ダウンロードすれば自分のパソコンで使えるようになる。いつか何かの制作物に使ってみたいと思っているが、まだそのチャンスはない。こんなレトロな書体を使うチャンスなんてそうそうない。ネマル関連でもさすがに使ってない。

 

そこで、ためしに『のらもじ発見プロジェクト』で配布されているフォントでネマルのロゴを試作してみた。

 

nemaru_noramoji

 

上から『サン』『フジヤ』『タニヘイ』『シミズデンキ』という書体名だ。『フジヤ』や『シミズデンキ』はありそうな感じに仕上がっているようにも思える。僕としては『シミズデンキ』がお気に入りだ。

 

こうした書体が好きな方には、『六次元』のナカムラさんが更新している『一日一字』というブログがおすすめだ。味のある文字が毎日公開されている。最近では、鹿児島の『しょうぶ学園』という施設の黒板に書かれたチョーク文字が良かった。