出張で福井に来ている。人生二度目の福井である。二度も来ることになるとは思わなかったが、とにかくはるばる来たもんだ。

 

仕事は明日からなので、今日は時間があった。同行した鉄道好きのカメラマンさんは、鯖江で途中下車して鉄道関係の施設だか列車の撮影だかに行ってしまい、僕ひとり福井駅に降り立った。それが13時。なにをするかノープランだ。

 

とりあえず、前回来たときにも訪れたヨーロッパ軒に行ってソースカツ丼でも食べるかと思った。スマホで調べると10分くらい歩けば行けそうだ。だがしかし、駅を出るとめちゃくちゃ寒く、雨も降っている。これでは行けない。

 

即効でヨーロッパ軒は諦めて、駅前の商業施設に入り、『魚いち』という福井産の魚介類が自慢というお店でランチを食べることにした。店に入ってメニューを見ると、ソースカツ丼がある。やっぱり食べたい。魚介類が自慢の店でソースカツ丼を注文した。

なんとも中途半端なランチになってしまったが、お腹を満たした後は、同じ商業施設に入っているカフェで、読書をしたりスマホをいじったりして適当に時間を潰し、15時くらいに雨があがったので散歩に。名所旧跡にでも出かけようとも思ったが、前回に永平寺も東尋坊も行ってしまったので、特に行きたい場所がなく、駅前をぶらつくことにした。

 

福井は車社会なのかもしれないけど、とにかく駅前の街に人がいない。活気がなくて、ちょっと寂しい。結城秀康が築いたという福井城跡の石垣を見たり、地下商店街をのぞいたりした。

家康の次男が築いた福井城跡。現在は福井県庁になっている。

地下商店街にあったミニ四駆の巨大なコース。こんなに立派なのに、誰も遊んでいないところがまた趣き深い。ミニ四駆にどはまりしていた20年前のホリコシ少年は、こんな立派なコースで自分の愛車を走らせるのを夢見ておりました。

 

歩き疲れて、ホテルに戻り、休憩。18時ごろにカメラマンさんとホテル近くのサイゼリア（笑）でパスタを食べ、100円ワインを飲み、今はホテルでアントラーズの試合をネット観戦している。遠藤が決めて前半はリードして終えた。外しまくってるダヴィにはもっと頑張ってほしい。