中古×リノベーションがなぜ魅力的なのか。

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昨日の話の続きになりますが、中古物件を購入してリノベーションしたいのは、自分の好き勝手にいろいろやれたら楽しいだろうなという思惑があってのことです。

それに、新築のピカピカした感じの家に魅力を感じません。経年変化で生まれた“味”を纏ったレトロな空間が好き。ボロボロになったキッチンやトイレ、それに床でも壁紙でも、DIYで自分好みの変えればいいのです。

こうやって書いてるとDIY熱が高まってきます。

 

住居費が抑えられるのも大きな魅力。

 

社会人になりたての頃や、フリーとして独立したての頃はかなりヒモじい思いをしましたので、節約についても一通り学び、実践してみました。その結果、固定費を削ることが最も効果があり、逆に言えば他の節約はあまり意味がない。

「毎日缶コーヒーを飲んでる人はやめた方がいい」というようなことが、雑誌やネットの節約記事にはよく書いてあります。しかし、そういう細々とした節約は、ストレスがかかる割に効果が小さすぎると思います。缶コーヒーくらい、飲みたきゃ飲めばいいと思います。仕事してる大人なんだから。

で、効果の大きい固定費のなかで、最も大きな支出は住居費です。特に東京に住んでいると、すごくかかります。それが、リノベーション前提で中古物件を購入すれば、かなり抑えられるはずです。どうせリノベーションするので、内装にこだわらずに購入物件を選択できます。すると、選択の幅がぐっと広がっておトクな物件を見つけやすくなります。

僕みたいな不安定と言われるフリーランス家業だと、住宅ローンが組みづらい。しかも、「どうしても沖縄に住みたい!」とか突然決心する可能性もあるわけで、新築の超高いマンションとかは買うような選択肢はないかな、と。高い家を買うために必死に働く気にもなれません。

 

住居費は収入の10分の1?

 

安田財閥の創始者である安田善次郎(東大の安田講堂を建てた人)は、「住居のために財産の1割以上の支出はしない」と誓っていたそうです。

住居費を抑えることで、たしかにいろんな可能性が広がります。新しい事業を始めるための資金を貯めることもできるだろうし、いろんな体験にお金を使ってそれを経験として活かすこともできる。

高い家賃を払ってそれ以外の支出をぐっと抑える生活ってのは、つまらないし、得られるものも少なそう。

そんなわけで、家を買うなら中古をリノベーションかなと思っています。一生買わないかもしれませんが。