古物商許可証の申請をしてきた。

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牛込警察署に行って、古物商許可の申請をした。いろいろ書類を揃えて提出し、手数料を1万9000円払った。40日以内に、許可が降りるかどうかの連絡があるらしい。

 

子供のころ、古本屋になりたいと思っていた時期があった。商売をするということがどういうことか分かっていないから、一日中本を読んでいればいいと単純に考えていて、ラクで楽しそうだなと思っていた。

 

大学生になって上京したときも、古本屋でバイトしたいと思っていた。本を読んでレジの座っていればいいと思ったからだ。だが、古本屋の求人を見つける前に、老舗の鮨屋でバイトすることが決まった。麻雀をしながら「お金ないなぁ」とふと漏らしたら、居合わせた先輩に「うちでバイトしろよ」と誘われ、その場の流れで決まってしまったのだ。そして、転職するガッツなんてなかったし、そのバイトで良い経験ができたので、留年して卒業するまでの5年間も続けた。

 

今も、やれるなら古本屋をやりたい。

 

店舗を借りて古本屋を開業しても、ちゃんと経営していける商才は僕にはない。だから、ネマルカフェのスペースを使って、古本を販売してみることから始めてみようと思う。古物商だけが入れる古書市に行って、文庫本を安く仕入れ、2冊100円とかで売ってみたい。珈琲を飲みに来たりご飯を食べに来たお客さんが購入し、珈琲やご飯と一緒にそれを読んで、読み切れなかった分は家に帰ってから読む。わりと良いシステムだと思う。

 

学生時代にバイトしてた神保町のお鮨屋さんの近くに、文庫本が4冊100円で売っている古本屋があった。学生にとってはすごくありがたい店だった。ネマルもそういう古本屋になれればと思う。