弁当が美味しく、利益率の高いセブンイレブン。

自宅近辺にセブンイレブンが増えた。立て続けに2店できて、今では徒歩5分圏内に5店舗もある。自宅から最寄りのコンビニもセブンだし、江戸川橋駅、神楽坂駅のどちらからの帰宅ルートにもセブンがある。増え過ぎじゃないかとも思うが、セブンイレブンのホームページにはこう書かれている。

創業時より効率性・安定性から高密度多店舗出店を基本戦略として、出店を続けています。

この高密度多店舗出店を「ドミナント方式」と言うらしい。
※ドミナント(dominant)=支配的な

 

この「ドミナント方式」の効果として以下のものが挙げられている。
・物流効率の向上
・加盟店さまへの経営アドバイス時間の確保
・広告効率の向上

 

集中的に出店することでコストを削減できるということだ。同じエリアにポコポコ出店したらお客を奪い合うことになるだろうが、それでもコスト削減のメリットの方が大きいのだろう。

 

それはさておき、セブンイレブンの弁当を食べることも多い。今日も汁なし担々麺とサラダを買った。(そしてクジでカップラーメンが当たった)

 

やっぱりセブンの弁当は、ファミマなどよりも美味しい。そして、陳列されている商品が、盛り付けやライティングで美味しそうに見える。そのへんが他のコンビニとの違いだ。弁当以外の商品は、どこのコンビニも売っているものはそんなに変わらない。

 

ちなみに、セブンはコンビニ業界でひとり勝ちしていると言われているが、「業界動向SEARCH.com」の情報(26年3月決算のデータなのでちょっと古い。。)によると、セブンと他のコンビニの売上の差はこれくらい。

 

セブン&アイ・HD 2兆5,292億円
ローソン 1兆9,453億円
ファミリーマート 1兆9,453億円

 

しかし、利益率と経常利益ではこんなに差が付いている。

 

■利益率
セブン&アイ・HD 3.1%
ローソン 1.9%
ファミリーマート 1.3%

 

■経常利益
セブン&アイ・HD 3,390億円
ローソン 688億円
ファミリーマート 478億円

 

すごいぞセブン。この高い利益率も「ドミナント方式」のおかげなのだろうか。