山形県の天童に2泊3日で行ってきた。
朝7時に神楽坂の自宅を出て、茨城に立ち寄って、天童に到着したのが16時。渋滞していたわけではなかったが、やはり東北は時間がかかる。
初日は天童木工のショールームを見た。
天童木工は成形合板の高級家具として有名なブランド。柳宗理デザインのバタフライスツールやリングスツールを目にしたことのある方も多いだろう。
ショールームには使い込まれたリングスツールも展示されていたが、かなり良い感じだ。
天童木工は、第二次大戦中に結成された「天童木工家具建具組合」に由来する。大工や建具の職人さんによる、弾薬箱の製造などを手がける組合だったそうだ。
戦時中には、軍の以来を受けて木製で偽物の戦闘機をつくったこともあるという。空襲の際におとりになるために、茨城の航空隊の空港に運ばれたそうだ。
ショールームは工場に併設されており、予約すれば工場内で家具を製作している様子も見学できるらしい。