ベトナムの首都ハノイに行って、ハロン湾とチャンアンを観光してきた。

昨年12月にベトナムに行ってきた。

今回は我々夫婦だけでなく、両家の親も一緒の旅行。行き先をベトナムに決めるまで、結構難航した。両家の希望を聞いたところ、

「飛行機に乗る時間は短いほうがよい」
「治安がよいところがよい」
「2泊くらいで行けるところがよい」
「リゾートでゆっくりではなく、観光名所を巡るほうがよい」

といった条件が出てきて、それに合致するのはベトナムでの世界遺産観光くらいしかなかった。ハロン湾とチャンアンの世界遺産を巡るツアーで、滞在都市はハノイ。ベトナム北部にある首都だ。

申し込んだツアー会社はエス・ティー・ワールド。空港からの送迎や現地での日本語ガイド付きのプランにした。ホテルはランクアップしてソフィテルプラザハノイに。

・ソフィテルプラザハノイ（トリップアドバイザー）

ソフィテルプラザハノイは日本人女性のしっかりしたスタッフの方がいるし、部屋も清潔感があり、ハノイの繁華街から離れていて静か。ハノイは交通状況がめちゃくちゃで、ものすごい交通量でみんなクラクションを鳴らしながら走っているので、深夜でも超うるさい。ハノイでホテルをとるなら街中じゃないところがおすすめ。

今回のツアー日程はこんな感じ。

1日目　朝、成田発 → 夕方、ハノイ着 → 自由行動
2日目　ハロン湾観光 → 夜は自由行動
3日目　チャンアン観光 → 夕方から自由行動 → 深夜、ハノイ発
4日目　朝、成田着

［1日目］

航空会社はベトナム航空。ベトナム航空のアライアンスはスカイチームなので、JALやANAのマイルは貯まらない。機内食はこんな感じ。和食を選ぶと、デザートにもみじ饅頭が付いてくる。

ハノイのノイバイ空港は建設されてまだ1年と新しいのだが、とにかく預けた荷物が出てくるのが遅い。1時間くらい待たされた。

到着ロビーで日本語ガイドさんと合流してホテルまで送ってもらい、その後はハノイの市内観光に。

ハノイは交通量がものすごいのに横断歩道とか歩行者用の信号とかないから、道を横断するだけでもひと苦労。まぁ、慣れてくれば大丈夫なんだけど、慣れるまでは結構疲れる。

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裁縫とかが好きな母親のリクエストで、『Chie（チエ）』という民芸品雑貨や布雑貨を扱う店も訪れた。今回の旅行ではいろいろなお土産屋さんを訪れたが、結局、この『Chie』が一番品質が良かったそうだ。

夕飯はホアンキエム湖の畔にあるレストランで。

・Dinh Lang Thuy Ta

1Fがカフェで、2階がレストランになっている。ホアンキエム湖の眺めは絶景。ひとり3000円くらいのコースを食べた。伝統的なベトナム料理なので、我々日本人からするとかなり独創的な料理に感じる。味付けは、日本人にはちょっと違和感があるかも。

これは象耳魚と呼ばれる川魚の料理。上に乗っているのは人参。

この日はこれで終了。

［2日目］
ソフィテルプラザハノイのビュッフェ形式の朝食がすごく美味しかった。フォーなどのベトナムならではの料理も楽しめれば、日本の納豆まで揃っていた。

ハロン湾へは車で片道4時間。休憩は1回。朝食でコーヒを飲み過ぎたのと、疲れからか体温が下がってしまい、途中でトイレに行きたくなって困った。

ハロン湾では食事をしながらクルーズ。水上生活民が船を横付けして魚や果物を売りに来る。僕らはライチを買った。

クルーズの途中で大きな鍾乳洞にも寄った。

そして、帰りも片道4時間。ホテルまでは戻らず、ガイドさんに予約を頼んだハノイ市内の『マム』というレストランで降ろしてもらう。

ここでは鍋料理などのコースを食べた。看板に日本語表記がしてあるくらいの店なので、日本人向けの味付けにも慣れているのか、とても美味しかった。食後のマンゴーも濃厚だった。

なぜか鍋の写真を撮っていなかった……。

帰りは『マム』のスタッフにタクシーをつかまえてもらったのだが、週末の夜だったこともあり全然つかまらない。「メーター制のタクシー（ボッタくらないタクシー）をつかまえるから、ちょっと待ってくれ」と言われたが、30分くらい待ってもつかまらない。結局、2列シートの4人乗りのタクシーが1台だけつかまり、「もう1台つかまえるのは大変だから、これにみんな（5人）で乗っていったほうがいい」と『マム』のスタッフ。「ノーポリス！」と自信満々に言うので、その提案に従い、助手席に2人乗るという寿司詰め状態でホテルに戻った。

［3日目］
この日は「陸のハロン湾」と呼ばれるチャンアンへ。ハノイで車から2時間半くらい。

チャンアンで川下りをする前に、古都ホアルーの遺跡を観光。