kindle Paperwhiteを愛用している。本好きな人は「紙の本のがやっぱりいいよ!」という人も多いようだが、私はkindle派だ。
なぜかと言えば、コンパクトで携帯するのもラクだし、なにより読み終わった本、これから読む本が部屋にたまらなくてよい。コレクション癖はまったくないので、何度も読み返す予定の超厳選した本以外はすぐに処分したい。仕事の資料として使う本は、すべてスキャンしてパソコンに保存している。ネマルカフェにドデカイ本棚をつくっているし、資料をたくさん読むような仕事をしているので意外に思われるが、家に本棚がない。
学生時代のワンルームではカラーボックスを本棚がわりにして部屋を取り囲むように置いていたが、ただでさえ狭い家が圧迫され、ものすごく居住空間の狭い部屋になっていた。今のマンションだって十分に狭いので、本棚にかぎらず収納棚的なものは極力置きたくない。
また、kindlenはiPhoneのアプリと連動することも気に入っている。kindle Paperwhiteで途中まで読んだ本をiPhoneのアプリで開くと、自動でその途中から再び読み進められるのだ。外出時にkindle Paperwhiteを持ちあるかなくても、読みかけの本を読み進められる。仕事の打ち合わせなどに出かけるときは、パソコンを持ち歩くだけでも重いので、それに加えて本をカバンに入れるというのは辛い。
常々身軽でいたいと思っており、これまでもパソコンとケータイさえあれば仕事ができるという状態でいたわけだが、最近では最低パソコンとケータイさえあれば、プライベートな時間を楽しむのにも困らないとも言える。世界中どこに行っても、ネット環境さえあれば、東京の家にいるときと同じように仕事ができ、オフタイムには本や映画を楽しめるのだ。
ともかく、家の中の荷物も持ち歩く荷物も少なくしたい私は、紙の本よりもkindle派なのだ。